G3 中京芝1600m

中京記念

例年8月に施行 / 過去 2017-2026 を集計

このレースの位置づけ

中京記念は中京芝1600mで行われるG3。このページの数値はすべて、JRAの公開成績をもとに本サイトで集計したもの。

集計対象

  • 期間: 2017〜2026(10年)
  • 集計レース数: 9 回
  • 集計サンプル(延べ出走): 136 頭
  • データソース: 本サイトの独自集計(JRA で開催されたレースの公開成績)

このレースの傾向

過去10年の集計から、はっきり数字に出ているものだけを拾った。

  1. 逃げ馬の勝率が標準を大きく超える(18.2%)。先行押し切りが利く構造。
  2. 3枠が突出。10年で勝率 18.8%・複勝率 31.2%(出走 16)。最有力ゾーン。
  3. 1枠は苦しい。複勝率 6.7%(出走 15)で、他の枠に見劣りする。
  4. 7歳以上は壁。26頭で複勝率 0.0%。高齢馬は買えない。

過去10年の勝ち馬

このレースは開催条件が変わっている。2017・2018・2019・2023・2025年が中京芝1600m、2021・2022・2024年が小倉芝1800m、2020年が阪神芝1600m。距離や開催場が違えば求められる適性も違うため、下の表では年ごとの条件を併記した。全体の集計値は条件をまたいだ数字である点に注意してほしい。

条件勝ち馬騎手人気馬番性齢タイム上3F脚質
2025中京芝1600mマピュース横山武史51牝31:32.333.6先行
2024小倉芝1800mアルナシーム横山典弘52牡51:47.236.4先行
2023中京芝1600mセルバーグ松山弘平86牡41:33.035.6逃げ
2022小倉芝1800mベレヌス西村淳也614牡51:45.934.6逃げ
2021小倉芝1800mアンドラステ川田将雅13牝51:46.234.3先行
2020阪神芝1600mメイケイダイハード酒井学1814牡51:32.734.8差し
2019中京芝1600mグルーヴィット松山弘平35牡31:33.634.6差し
2018中京芝1600mグレーターロンドン田辺裕信116牡61:32.334.1追込
2017中京芝1600mウインガニオン津村明秀53牡51:33.234.8先行

人気別成績

人気層出走1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気920522.2%22.2%77.8%
2-3人気181305.6%22.2%22.2%
4-9人気545539.3%18.5%24.1%
10人気以下551111.8%3.6%5.5%

枠別成績

出走1着2着3着勝率複勝率
1151006.7%6.7%
21520113.3%20.0%
31632018.8%31.2%
4160110.0%12.5%
5180120.0%16.7%
6180400.0%22.2%
71921010.5%15.8%
8191055.3%31.6%

脚質別成績

脚質は当該レース時点の通過順位ベース。同一馬で複数年走った場合は各年の脚質をそのまま計上。

脚質出走1着2着3着勝率連対率複勝率
逃げ1121018.2%27.3%27.3%
先行3941210.3%12.8%17.9%
差し462634.3%17.4%23.9%
追込401142.5%5.0%15.0%

年齢別成績

年齢出走1着2着3着勝率複勝率
3歳822025.0%50.0%
4歳261043.8%19.2%
5歳4856510.4%33.3%
6歳281103.6%7.1%
7歳以上260000.0%0.0%

騎手別成績(馬券圏内多い順)

騎手出走1着2着3着
松山弘平8200
川田将雅7102
横山典弘5101
西村淳也5101
酒井学4100
津村明秀2100
横山武史1100
田辺裕信1100
幸英明7000
松若風馬7010

父(種牡馬)別成績

馬券圏内(1〜3着)が多い順に上位10件。

出走1着2着3着
エピファネイア5111
ステイゴールド9110
モーリス3110
ディープインパクト16105
ロードカナロア9100
オルフェーヴル2100
ハードスパン2100
タートルボウル1100
マインドユアビスケッツ1100
ハーツクライ8030

前走別成績(出走数3頭以上)

過去10年でこのレースに出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計した 生の成績 。複勝率(1〜3着に絡んだ割合)が直感的に読める表で、どの前走経由のグループが馬券圏内に多く絡んでいるかを見る。平場(新馬・未勝利・1〜3勝クラス)は名前なしのため「(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)」として 1 行に集約される。

ただし、ここの数字には 人気の偏り が含まれる(人気馬が偏ってそのグループに入っただけかもしれない)。「人気で説明できる範囲を超えているか」を切り分けたい場合は、ページ末尾の このレースだけのクセ セクションを参照。

出走数の多い順に表示。

前走出走1着2着3着複勝率
米子ステークス2311113.0%
安田記念1101118.2%
ヴィクトリアマイル1001230.0%
NHKマイルカップ721042.9%
エプソムカップ610016.7%
安土城ステークス600116.7%
マーメイドステークス510140.0%
読売マイラーズカップ501140.0%
CBC賞50000.0%
谷川岳ステークス410025.0%
ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス40000.0%
都大路ステークス40000.0%
関屋記念301033.3%

斤量別成績

斤量出走1着2着3着勝率複勝率
54.0kg以下484338.3%20.8%
54.5-55.5kg2021210.0%25.0%
56-57.0kg543435.6%18.5%
57.5-58.0kg120100.0%8.3%
58.5kg以上20010.0%50.0%

馬体重別成績

馬体重出走1着2着3着勝率複勝率
440-459kg181015.6%11.1%
440kg未満511020.0%40.0%
460-479kg472024.3%8.5%
480-499kg343448.8%32.4%
500-519kg221424.5%31.8%
520kg以上1010010.0%10.0%

馬体重増減(前走比)別成績

増減出走1着2着3着勝率複勝率
+10kg以上増70120.0%42.9%
+2〜+4kg242228.3%25.0%
+5〜+9kg1220116.7%25.0%
−10kg以上減60000.0%0.0%
−1〜+1kg222209.1%18.2%
−2〜−4kg372135.4%16.2%
−5〜−9kg281313.6%17.9%

このレースだけのクセ ── 人気とコース傾向を取り除いた傾向

枠別の勝率を素朴に見ても、その差が 枠そのものの有利不利 なのか、たまたま人気馬が偏って入っただけ なのかは判別できない。さらに、このコース全体が元々内枠有利 なだけで、このレースならではの傾向ではないかもしれない。

ここでは、その 2 つの「人気やコースで説明がついてしまう分」を差し引いて、このレースだけに起きている偏りを取り出す。

「期待勝利」とは

その行の馬たちが 何番人気だったか だけを使い、同じコースの平均的な勝率に当てはめたら合計で何勝するはずか を計算した目安。このレース特有の癖はいっさい入れていない、「人気どおりならこうなる」という基準線。

実際の勝ち数がこの基準線を上回っていれば、そこは人気以上に走っている。下回っていれば人気倒れ。開きが大きい行ほど、このレースだけに起きている偏りが強い。

表の 「差」は実勝利から期待勝利を引いた数「強さ」はその差がサンプル数に対してどれだけ大きいか。両方が大きい行が、このレースならではの傾向。

枠別

人気とコースの平均で説明できる分を差し引いても、まだ有利/不利が残っている枠はどれか。「差」と「強さ」がどちらも大きい枠が、このレースならではの当たり枠・鬼門になる。

出走期待勝利実勝利強さ
2150.612+1.39+1.78
3161.313+1.69+1.48
1150.511+0.49+0.69
7191.412+0.59+0.49
8191.891−0.89-0.65
4160.890−0.89-0.94
5181.110−1.11-1.05
6181.380−1.38-1.18

脚質別

どの脚質が得をしているか。脚質別の勝率に偏りが出ても、それが「このコースがもともとその脚質に向いている」だけなのか、「このレースだけの傾向」なのかは、素の勝率では見分けがつかない。ここではその切り分けをしている。

脚質出走期待勝利実勝利強さ
逃げ110.552+1.45+1.96
先行392.974+1.03+0.60
差し463.092−1.09-0.62
追込402.51−1.50-0.95

年齢別

どの年齢が得をしているか。古馬混合戦なら世代間の有利不利が見えてくる。3歳限定戦などは区分がひとつしかないので省いている。

年齢出走期待勝利実勝利強さ
3歳80.972+1.03+1.04
5歳484.055+0.95+0.47
6歳281.531−0.53-0.43
7歳以上260.250−0.25-0.50
4歳262.31−1.30-0.86

前走別(出走 5 頭以上、強さの大きい順 上位 15 件)

過去10年にこのレースへ出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計したもの。米子ステークス経由・安田記念経由・ヴィクトリアマイル経由など、どの臨戦過程から来た馬が、このレースで得をしているかを見る。

「差」が大きくプラスの前走は、人気とコースから計算した勝ち数より実際に多く勝っている=このレースに向く臨戦過程。大きくマイナスなら、条件は揃っているのに勝ち切れていない臨戦過程ということになる。

前走出走期待勝利実勝利強さ
NHKマイルカップ70.932+1.07+1.10
エプソムカップ60.411+0.59+0.93
マーメイドステークス50.51+0.50+0.71
米子ステークス231.181-0.18-0.17
安土城ステークス60.040-0.04-0.20
CBC賞50.050-0.05-0.23
読売マイラーズカップ50.430-0.43-0.65
安田記念111.110-1.11-1.05
ヴィクトリアマイル101.530-1.53-1.24

この分析の結論

過去10年の枠別・前走別の偏りは、ほぼすべてがコースの傾向と人気の偏りで説明がつく。このレースならではのクセと呼べるものは、ほとんど見当たらない。枠や前走で勝率にばらつきはあるが、枠やローテが特別に有利・不利なのではなく、たまたまそこに人気馬が入っていた結果と見るのが自然。

ただし、偶然の範囲を出ないものの、わずかにこのレース寄りと言えるものは次のとおり。

  • 2枠: 人気とコースの平均なら 0.6 勝のところ、実際は 2 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 3枠: 人気とコースの平均なら 1.3 勝のところ、実際は 3 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 5枠: 人気とコースの平均なら 1.1 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 6枠: 人気とコースの平均なら 1.4 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 前走『NHKマイルカップ』組: 人気とコースの平均なら 0.9 勝のところ、実際は 2 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 前走『安田記念』組: 人気とコースの平均なら 1.1 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 前走『ヴィクトリアマイル』組: 人気とコースの平均なら 1.5 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)

いずれも偶然で起こりうる範囲だが、頭の片隅に置いておく価値はある。

配当傾向

  • 3連単中央値: ¥25,980 / 最高: ¥3,302,390
  • 3連単 ¥100,000 超: 3/9 回 / ¥10,000 超: 9/9 回
  • 単勝最高: ¥16,300 / 単勝最低: ¥440
単勝馬連馬単3連複3連単
202587011,30020,11090,630367,690
20248201,6303,9603,57022,670
20231,6604,43010,3804,42040,300
20221,16015,86028,79017,920142,070
20214402,3303,8005,02025,030
202016,30080,010176,170382,4803,302,390
20194902,5804,5903,10015,690
20185002,4304,5705,42025,980
20179002,6405,4803,59022,780

注記

  • 集計の対象は「過去10年(2017〜2026)のこのレース出走馬」のみ。
  • 出走数が10前後の小サンプル区分(牝馬限定G1の年齢別等)は数値が振れやすい点に留意。
  • 本サイトは特定の馬券・予想を推奨・勧誘するものではありません。馬券購入は20歳以上のみ可能です。
  • 本サイトは日本中央競馬会(JRA)および JRA-VAN とは一切関係ありません。

勝率・回収率・信頼区間などの定義は集計の考え方にまとめています。