G1 京都芝2200m

エリザベス女王杯

例年11月に施行 / 過去 2017-2026 を集計

このレースの位置づけ

エリザベス女王杯は京都芝2200mで行われるG1。このページの数値はすべて、JRAの公開成績をもとに本サイトで集計したもの。

集計対象

  • 期間: 2017〜2026(10年)
  • 集計レース数: 9 回
  • 集計サンプル(延べ出走): 154 頭
  • データソース: 本サイトの独自集計(JRA で開催されたレースの公開成績)

このレースの傾向

過去10年の集計から、はっきり数字に出ているものだけを拾った。

  1. 1番人気は信頼度高め。勝率 33.3%・複勝率 55.6%。軸として安定。
  2. 逃げ切り勝ちはゼロ。10年で逃げ馬 9頭出走、勝利なし。
  3. 前走「新潟牝馬ステークス」組は勝てない。11頭で勝利ゼロ・複勝率 9.1%。
  4. 前走「京都大賞典」組は勝てない。8頭で勝利ゼロ・複勝率 0.0%。

過去10年の勝ち馬

このレースは開催条件が変わっている。2017・2018・2019・2023・2024・2025年が京都芝2200m、2020〜2022年が阪神芝2200m。距離や開催場が違えば求められる適性も違うため、下の表では年ごとの条件を併記した。全体の集計値は条件をまたいだ数字である点に注意してほしい。

条件勝ち馬騎手人気馬番性齢タイム上3F脚質
2025京都芝2200mレガレイラ戸崎圭太17牝42:11.034.2差し
2024京都芝2200mスタニングローズC.デム311牝52:11.134.0先行
2023京都芝2200mブレイディヴェーグルメール11牝32:12.634.4差し
2022阪神芝2200mジェラルディーナC.デム418牝42:13.035.4差し
2021阪神芝2200mアカイイト幸英明1016牝42:12.135.7差し
2020阪神芝2200mラッキーライラックルメール118牝52:10.333.9先行
2019京都芝2200mラッキーライラックスミヨン32牝42:14.132.8差し
2018京都芝2200mリスグラシューモレイラ312牝42:13.133.8差し
2017京都芝2200mモズカッチャンM.デム55牝32:14.334.1先行

人気別成績

人気層出走1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気930233.3%33.3%55.6%
2-3人気1830416.7%16.7%38.9%
4-9人気542823.7%18.5%22.2%
10人気以下731201.4%4.1%4.1%

枠別成績

出走1着2着3着勝率複勝率
11721211.8%29.4%
2180210.0%16.7%
3181205.6%16.7%
4181015.6%11.1%
5180110.0%11.1%
61820311.1%27.8%
7220300.0%13.6%
82531012.0%16.0%

脚質別成績

脚質は当該レース時点の通過順位ベース。同一馬で複数年走った場合は各年の脚質をそのまま計上。

脚質出走1着2着3着勝率連対率複勝率
逃げ90200.0%22.2%22.2%
先行333229.1%15.2%21.2%
差し626549.7%17.7%24.2%
追込500120.0%2.0%6.0%

年齢別成績

年齢出走1着2着3着勝率複勝率
3歳282327.1%25.0%
4歳565348.9%21.4%
5歳562313.6%10.7%
6歳110110.0%18.2%
7歳以上30000.0%0.0%

騎手別成績(馬券圏内多い順)

騎手出走1着2着3着
ルメール9200
C.デム5200
M.デム7113
幸英明5100
戸崎圭太4100
スミヨン1100
モレイラ1100
松山弘平8020
武豊7000
岩田康誠6010

父(種牡馬)別成績

馬券圏内(1〜3着)が多い順に上位10件。

出走1着2着3着
オルフェーヴル8211
キズナ7120
ハービンジャー11101
ハーツクライ8101
キングカメハメハ8100
ロードカナロア4100
モーリス3100
スワーヴリチャード2100
ステイゴールド6030
ディープインパクト28013

前走別成績(出走数3頭以上)

過去10年でこのレースに出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計した 生の成績 。複勝率(1〜3着に絡んだ割合)が直感的に読める表で、どの前走経由のグループが馬券圏内に多く絡んでいるかを見る。平場(新馬・未勝利・1〜3勝クラス)は名前なしのため「(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)」として 1 行に集約される。

ただし、ここの数字には 人気の偏り が含まれる(人気馬が偏ってそのグループに入っただけかもしれない)。「人気で説明できる範囲を超えているか」を切り分けたい場合は、ページ末尾の このレースだけのクセ セクションを参照。

出走数の多い順に表示。

前走出走1着2着3着複勝率
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス4135122.0%
秋華賞2013125.0%
産経賞オールカマー1520013.3%
新潟牝馬ステークス110019.1%
京都大賞典80000.0%
札幌記念611150.0%
北海道新聞杯クイーンステークス610016.7%
農林水産省賞典 新潟記念600116.7%
アイルランドトロフィー500120.0%
オクトーバーステークス401025.0%
丹頂ステークス40000.0%

斤量別成績

斤量出走1着2着3着勝率複勝率
54.0kg以下282327.1%25.0%
56-57.0kg1267765.6%15.9%

馬体重別成績

馬体重出走1着2着3着勝率複勝率
440-459kg310230.0%16.1%
440kg未満160300.0%18.8%
460-479kg564217.1%12.5%
480-499kg372235.4%18.9%
500-519kg1121018.2%27.3%
520kg以上310133.3%66.7%

馬体重増減(前走比)別成績

増減出走1着2着3着勝率複勝率
+10kg以上増70010.0%14.3%
+2〜+4kg461212.2%8.7%
+5〜+9kg1433121.4%50.0%
−10kg以上減30000.0%0.0%
−1〜+1kg262127.7%19.2%
−2〜−4kg423227.1%16.7%
−5〜−9kg150210.0%20.0%

このレースだけのクセ ── 人気とコース傾向を取り除いた傾向

枠別の勝率を素朴に見ても、その差が 枠そのものの有利不利 なのか、たまたま人気馬が偏って入っただけ なのかは判別できない。さらに、このコース全体が元々内枠有利 なだけで、このレースならではの傾向ではないかもしれない。

ここでは、その 2 つの「人気やコースで説明がついてしまう分」を差し引いて、このレースだけに起きている偏りを取り出す。

「期待勝利」とは

その行の馬たちが 何番人気だったか だけを使い、同じコースの平均的な勝率に当てはめたら合計で何勝するはずか を計算した目安。このレース特有の癖はいっさい入れていない、「人気どおりならこうなる」という基準線。

実際の勝ち数がこの基準線を上回っていれば、そこは人気以上に走っている。下回っていれば人気倒れ。開きが大きい行ほど、このレースだけに起きている偏りが強い。

表の 「差」は実勝利から期待勝利を引いた数「強さ」はその差がサンプル数に対してどれだけ大きいか。両方が大きい行が、このレースならではの傾向。

枠別

人気とコースの平均で説明できる分を差し引いても、まだ有利/不利が残っている枠はどれか。「差」と「強さ」がどちらも大きい枠が、このレースならではの当たり枠・鬼門になる。

出走期待勝利実勝利強さ
8251.493+1.51+1.24
1171.182+0.82+0.76
6181.422+0.58+0.49
3180.831+0.17+0.18
4181.651−0.65-0.50
5180.670−0.67-0.82
7220.850−0.85-0.92
2181.160−1.16-1.08

脚質別

どの脚質が得をしているか。脚質別の勝率に偏りが出ても、それが「このコースがもともとその脚質に向いている」だけなのか、「このレースだけの傾向」なのかは、素の勝率では見分けがつかない。ここではその切り分けをしている。

脚質出走期待勝利実勝利強さ
差し624.666+1.34+0.62
先行333.033−0.03-0.02
逃げ90.410−0.41-0.64
追込501.140−1.14-1.07

年齢別

どの年齢が得をしているか。古馬混合戦なら世代間の有利不利が見えてくる。3歳限定戦などは区分がひとつしかないので省いている。

年齢出走期待勝利実勝利強さ
4歳563.325+1.68+0.92
7歳以上30.10−0.10-0.31
6歳110.130−0.13-0.36
5歳562.722−0.72-0.44
3歳282.972−0.97-0.56

前走別(出走 5 頭以上、強さの大きい順 上位 15 件)

過去10年にこのレースへ出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計したもの。アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス経由・秋華賞経由・産経賞オールカマー経由など、どの臨戦過程から来た馬が、このレースで得をしているかを見る。

「差」が大きくプラスの前走は、人気とコースから計算した勝ち数より実際に多く勝っている=このレースに向く臨戦過程。大きくマイナスなら、条件は揃っているのに勝ち切れていない臨戦過程ということになる。

前走出走期待勝利実勝利強さ
北海道新聞杯クイーンステークス60.221+0.78+1.64
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス411.663+1.34+1.04
産経賞オールカマー151.812+0.19+0.14
札幌記念61.161-0.16-0.15
アイルランドトロフィー50.070-0.07-0.26
秋華賞201.61-0.60-0.48
新潟牝馬ステークス110.260-0.26-0.51
農林水産省賞典 新潟記念60.280-0.28-0.53
京都大賞典80.340-0.34-0.58

この分析の結論

過去10年の枠別・前走別の偏りは、ほぼすべてがコースの傾向と人気の偏りで説明がつく。このレースならではのクセと呼べるものは、ほとんど見当たらない。枠や前走で勝率にばらつきはあるが、枠やローテが特別に有利・不利なのではなく、たまたまそこに人気馬が入っていた結果と見るのが自然。

ただし、偶然の範囲を出ないものの、わずかにこのレース寄りと言えるものは次のとおり。

  • 8枠: 人気とコースの平均なら 1.5 勝のところ、実際は 3 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 2枠: 人気とコースの平均なら 1.2 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 前走『アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス』組: 人気とコースの平均なら 1.7 勝のところ、実際は 3 勝(やや勝ち過ぎ)

いずれも偶然で起こりうる範囲だが、頭の片隅に置いておく価値はある。

配当傾向

  • 3連単中央値: ¥56,370 / 最高: ¥3,393,960
  • 3連単 ¥100,000 超: 4/9 回 / ¥10,000 超: 8/9 回
  • 単勝最高: ¥6,490 / 単勝最低: ¥230
単勝馬連馬単3連複3連単
20252301,2801,7208,92024,680
202495016,02026,99044,140278,100
20232401,5802,2102,9109,780
20228101,9203,52090,210206,260
20216,49051,870137,500282,7103,393,960
20203302,2903,6104,26021,050
20195403,3805,4404,06026,480
20184709,80012,4508,66056,370
20177708,03015,89020,760127,540

注記

  • 集計の対象は「過去10年(2017〜2026)のこのレース出走馬」のみ。
  • 出走数が10前後の小サンプル区分(牝馬限定G1の年齢別等)は数値が振れやすい点に留意。
  • 本サイトは特定の馬券・予想を推奨・勧誘するものではありません。馬券購入は20歳以上のみ可能です。
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勝率・回収率・信頼区間などの定義は集計の考え方にまとめています。