G2 東京芝1600m

富士ステークス

例年10月に施行 / 過去 2017-2026 を集計

このレースの位置づけ

富士ステークスは東京芝1600mで行われるG2。このページの数値はすべて、JRAの公開成績をもとに本サイトで集計したもの。

集計対象

  • 期間: 2017〜2026(10年)
  • 集計レース数: 9 回
  • 集計サンプル(延べ出走): 139 頭
  • データソース: 本サイトの独自集計(JRA で開催されたレースの公開成績)

このレースの傾向

過去10年の集計から、はっきり数字に出ているものだけを拾った。

  1. 1番人気は信頼度高め。勝率 44.4%・複勝率 66.7%。軸として安定。
  2. 逃げ切り勝ちはゼロ。10年で逃げ馬 9頭出走、勝利なし。
  3. 5枠が突出。10年で勝率 16.7%・複勝率 22.2%(出走 18)。最有力ゾーン。
  4. 2枠は苦しい。複勝率 0.0%(出走 15)で、他の枠に見劣りする。
  5. 4歳が中心世代。4歳: 勝率 12.9%・複勝率 25.8% vs 3歳: 7.7% / 23.1%。
  6. 配当は堅め。3連単10万円超の年なし(出走 9)。順当決着が標準。

過去10年の勝ち馬

勝ち馬騎手人気馬番性齢タイム上3F脚質
2025東京ガイアフォース横山武史311牡61:31.733.3先行
2024東京ジュンブロッサム戸崎圭太416牡51:32.133.1差し
2023東京ナミュールモレイラ16牝41:31.433.8差し
2022東京セリフォス藤岡佑介110牡31:32.033.2追込
2021東京ソングライン池添謙一11牝31:33.233.9差し
2020東京ヴァンドギャルド福永祐一55牡41:33.434.6差し
2019東京ノームコアルメール216牝41:33.033.2差し
2018東京ロジクライルメール28牡51:31.733.9先行
2017東京エアスピネル武豊16牡41:34.835.0先行

人気別成績

人気層出走1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気942044.4%66.7%66.7%
2-3人気1834116.7%38.9%44.4%
4-9人気552363.6%9.1%20.0%
10人気以下570020.0%0.0%3.5%

枠別成績

出走1着2着3着勝率複勝率
1141017.1%14.3%
2150000.0%0.0%
3160000.0%0.0%
41620312.5%31.2%
51831016.7%22.2%
6180200.0%11.1%
7201255.0%40.0%
8222409.1%27.3%

脚質別成績

脚質は当該レース時点の通過順位ベース。同一馬で複数年走った場合は各年の脚質をそのまま計上。

脚質出走1着2着3着勝率連対率複勝率
逃げ90000.0%0.0%0.0%
先行333219.1%15.2%18.2%
差し565358.9%14.3%23.2%
追込401432.5%12.5%20.0%

年齢別成績

年齢出走1着2着3着勝率複勝率
3歳262137.7%23.1%
4歳3144012.9%25.8%
5歳442254.5%20.5%
6歳241204.2%12.5%
7歳以上140010.0%7.1%

騎手別成績(馬券圏内多い順)

騎手出走1着2着3着
ルメール9210
戸崎圭太9110
福永祐一6101
横山武史5100
武豊5100
池添謙一5101
モレイラ2110
藤岡佑介2100
大野拓弥7000
M.デム7010

父(種牡馬)別成績

馬券圏内(1〜3着)が多い順に上位10件。

出走1着2着3着
ハービンジャー8200
ディープインパクト13113
キングカメハメハ11111
ダイワメジャー8100
ハーツクライ7100
キズナ6100
ワールドエース3100
キタサンブラック2100
ロードカナロア12022
ルーラーシップ5021

前走別成績(出走数3頭以上)

過去10年でこのレースに出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計した 生の成績 。複勝率(1〜3着に絡んだ割合)が直感的に読める表で、どの前走経由のグループが馬券圏内に多く絡んでいるかを見る。平場(新馬・未勝利・1〜3勝クラス)は名前なしのため「(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)」として 1 行に集約される。

ただし、ここの数字には 人気の偏り が含まれる(人気馬が偏ってそのグループに入っただけかもしれない)。「人気で説明できる範囲を超えているか」を切り分けたい場合は、ページ末尾の このレースだけのクセ セクションを参照。

出走数の多い順に表示。

前走出走1着2着3着複勝率
京成杯オータムハンデキャップ1811011.1%
安田記念1323146.2%
関屋記念1120127.3%
農林水産省賞典 安田記念722057.1%
NHKマイルカップ701128.6%
札幌記念510140.0%
ポートアイランドステークス50000.0%
東京優駿50000.0%
トヨタ賞中京記念400125.0%
農林水産省賞典 新潟記念401025.0%
エプソムカップ40000.0%
ヴィクトリアマイル3102100.0%
読売マイラーズカップ300133.3%
関越ステークス301033.3%
中京記念30000.0%

斤量別成績

斤量出走1着2着3着勝率複勝率
54.0kg以下222139.1%27.3%
54.5-55.5kg111019.1%18.2%
56-57.0kg966446.2%14.6%
57.5-58.0kg70300.0%42.9%
58.5kg以上30110.0%66.7%

馬体重別成績

馬体重出走1着2着3着勝率複勝率
440-459kg141127.1%28.6%
440kg未満10000.0%0.0%
460-479kg2840214.3%21.4%
480-499kg443226.8%15.9%
500-519kg351622.9%25.7%
520kg以上170010.0%5.9%

馬体重増減(前走比)別成績

増減出走1着2着3着勝率複勝率
+10kg以上増150120.0%20.0%
+2〜+4kg343548.8%35.3%
+5〜+9kg201115.0%15.0%
−10kg以上減80000.0%0.0%
−1〜+1kg1621112.5%25.0%
−2〜−4kg292016.9%10.3%
−5〜−9kg171105.9%11.8%

このレースだけのクセ ── 人気とコース傾向を取り除いた傾向

枠別の勝率を素朴に見ても、その差が 枠そのものの有利不利 なのか、たまたま人気馬が偏って入っただけ なのかは判別できない。さらに、このコース全体が元々内枠有利 なだけで、このレースならではの傾向ではないかもしれない。

ここでは、その 2 つの「人気やコースで説明がついてしまう分」を差し引いて、このレースだけに起きている偏りを取り出す。

「期待勝利」とは

その行の馬たちが 何番人気だったか だけを使い、同じコースの平均的な勝率に当てはめたら合計で何勝するはずか を計算した目安。このレース特有の癖はいっさい入れていない、「人気どおりならこうなる」という基準線。

実際の勝ち数がこの基準線を上回っていれば、そこは人気以上に走っている。下回っていれば人気倒れ。開きが大きい行ほど、このレースだけに起きている偏りが強い。

表の 「差」は実勝利から期待勝利を引いた数「強さ」はその差がサンプル数に対してどれだけ大きいか。両方が大きい行が、このレースならではの傾向。

枠別

人気とコースの平均で説明できる分を差し引いても、まだ有利/不利が残っている枠はどれか。「差」と「強さ」がどちらも大きい枠が、このレースならではの当たり枠・鬼門になる。

出走期待勝利実勝利強さ
5181.343+1.66+1.43
8221.392+0.61+0.52
4161.732+0.27+0.21
1140.871+0.13+0.14
7201.131−0.13-0.12
2150.390−0.39-0.62
6181.080−1.08-1.04
3161.150−1.15-1.07

脚質別

どの脚質が得をしているか。脚質別の勝率に偏りが出ても、それが「このコースがもともとその脚質に向いている」だけなのか、「このレースだけの傾向」なのかは、素の勝率では見分けがつかない。ここではその切り分けをしている。

脚質出走期待勝利実勝利強さ
先行332.083+0.92+0.63
差し564.795+0.21+0.10
逃げ90.240−0.24-0.49
追込401.951−0.95-0.68

年齢別

どの年齢が得をしているか。古馬混合戦なら世代間の有利不利が見えてくる。3歳限定戦などは区分がひとつしかないので省いている。

年齢出走期待勝利実勝利強さ
4歳312.714+1.29+0.78
5歳442.042−0.04-0.03
6歳241.351−0.35-0.30
7歳以上140.190−0.19-0.43
3歳262.772−0.77-0.46

前走別(出走 5 頭以上、強さの大きい順 上位 15 件)

過去10年にこのレースへ出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計したもの。京成杯オータムハンデキャップ経由・安田記念経由・関屋記念経由など、どの臨戦過程から来た馬が、このレースで得をしているかを見る。

「差」が大きくプラスの前走は、人気とコースから計算した勝ち数より実際に多く勝っている=このレースに向く臨戦過程。大きくマイナスなら、条件は揃っているのに勝ち切れていない臨戦過程ということになる。

前走出走期待勝利実勝利強さ
農林水産省賞典 安田記念71.12+0.90+0.85
札幌記念50.441+0.56+0.84
関屋記念111.152+0.85+0.79
安田記念131.642+0.36+0.28
京成杯オータムハンデキャップ180.861+0.14+0.16
ポートアイランドステークス50.050-0.05-0.22
東京優駿50.350-0.35-0.59
NHKマイルカップ71.040-1.04-1.02

この分析の結論

過去10年の枠別・前走別の偏りは、ほぼすべてがコースの傾向と人気の偏りで説明がつく。このレースならではのクセと呼べるものは、ほとんど見当たらない。枠や前走で勝率にばらつきはあるが、枠やローテが特別に有利・不利なのではなく、たまたまそこに人気馬が入っていた結果と見るのが自然。

ただし、偶然の範囲を出ないものの、わずかにこのレース寄りと言えるものは次のとおり。

  • 5枠: 人気とコースの平均なら 1.3 勝のところ、実際は 3 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 3枠: 人気とコースの平均なら 1.1 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 6枠: 人気とコースの平均なら 1.1 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 前走『NHKマイルカップ』組: 人気とコースの平均なら 1.0 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)

いずれも偶然で起こりうる範囲だが、頭の片隅に置いておく価値はある。

配当傾向

  • 3連単中央値: ¥33,510 / 最高: ¥98,750
  • 3連単 ¥100,000 超: 0/9 回 / ¥10,000 超: 6/9 回
  • 単勝最高: ¥720 / 単勝最低: ¥230
単勝馬連馬単3連複3連単
20257106201,8001,0207,130
20247201,3903,1807,03038,240
20233801,7003,0406,06027,890
20222305909506502,550
20213903,3405,55024,93098,750
20206202,4305,2107,71044,730
20194802,7204,5207,61033,510
20184501,1101,8802,6209,650
20173901,0802,12012,82050,980

注記

  • 集計の対象は「過去10年(2017〜2026)のこのレース出走馬」のみ。
  • 出走数が10前後の小サンプル区分(牝馬限定G1の年齢別等)は数値が振れやすい点に留意。
  • 本サイトは特定の馬券・予想を推奨・勧誘するものではありません。馬券購入は20歳以上のみ可能です。
  • 本サイトは日本中央競馬会(JRA)および JRA-VAN とは一切関係ありません。

勝率・回収率・信頼区間などの定義は集計の考え方にまとめています。