G3 福島芝2000m

福島記念

例年11月に施行 / 過去 2017-2026 を集計

このレースの位置づけ

福島記念は福島芝2000mで行われるG3。このページの数値はすべて、JRAの公開成績をもとに本サイトで集計したもの。

集計対象

  • 期間: 2017〜2026(10年)
  • 集計レース数: 9 回
  • 集計サンプル(延べ出走): 144 頭
  • データソース: 本サイトの独自集計(JRA で開催されたレースの公開成績)

このレースの傾向

過去10年の集計から、はっきり数字に出ているものだけを拾った。

  1. 1番人気の信頼度は低い。勝率 11.1%・複勝率 66.7%。アタマでは消す価値あり。
  2. 逃げ馬の勝率が標準を大きく超える(20.0%)。先行押し切りが利く構造。
  3. 追込は届かない。42頭で複勝率 2.4%。後方一気では物理的に届かない設計。
  4. 8枠は苦しい。複勝率 0.0%(出走 18)で、他の枠に見劣りする。
  5. 前走「農林水産省賞典 小倉記念」組は勝てない。10頭で勝利ゼロ・複勝率 10.0%。
  6. 前走「カシオペアステークス」組は勝てない。8頭で勝利ゼロ・複勝率 12.5%。

過去10年の勝ち馬

勝ち馬騎手人気馬番性齢タイム上3F脚質
2025福島ニシノティアモ津村明秀210牝41:59.934.0先行
2024福島アラタ大野拓弥76牡72:00.736.3差し
2023福島ホウオウエミーズ田辺裕信36牝62:00.936.1先行
2022福島ユニコーンライオン国分優作102牡62:00.236.2逃げ
2021福島パンサラッサ菱田裕二58牡41:59.237.6逃げ
2020福島バイオスパーク池添謙一23牡51:59.635.2差し
2019福島クレッシェンドラヴ内田博幸110牡51:59.535.5先行
2018福島スティッフェリオ丸山元気22牡41:58.335.9先行
2017福島ウインブライト松岡正海23牡32:00.235.3先行

人気別成績

人気層出走1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気912311.1%33.3%66.7%
2-3人気1853227.8%44.4%55.6%
4-9人気552333.6%9.1%14.5%
10人気以下621111.6%3.2%4.8%

枠別成績

出走1着2着3着勝率複勝率
11821311.1%33.3%
21820011.1%11.1%
31821111.1%22.2%
4181325.6%33.3%
51822111.1%27.8%
6180120.0%16.7%
7180100.0%5.6%
8180000.0%0.0%

脚質別成績

脚質は当該レース時点の通過順位ベース。同一馬で複数年走った場合は各年の脚質をそのまま計上。

脚質出走1着2着3着勝率連対率複勝率
逃げ1020020.0%20.0%20.0%
先行3353315.2%24.2%33.3%
差し572653.5%14.0%22.8%
追込420010.0%0.0%2.4%

年齢別成績

年齢出走1着2着3着勝率複勝率
3歳910011.1%11.1%
4歳2935210.3%34.5%
5歳412134.9%14.6%
6歳312216.5%16.1%
7歳以上341132.9%14.7%

騎手別成績(馬券圏内多い順)

騎手出走1着2着3着
松岡正海7100
丸山元気6100
大野拓弥5102
国分優作4100
津村明秀3100
田辺裕信3101
内田博幸2100
菱田裕二2100
池添謙一1100
丹内祐次7010

父(種牡馬)別成績

馬券圏内(1〜3着)が多い順に上位10件。

出走1着2着3着
ステイゴールド18310
ロードカナロア4200
キングカメハメハ9112
オルフェーヴル5110
ドゥラメンテ4100
No Nay Never2100
マンハッタンカフェ5011
ルーラーシップ6010
ゴールドシップ3010
ハーツクライ3010

前走別成績(出走数3頭以上)

過去10年でこのレースに出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計した 生の成績 。複勝率(1〜3着に絡んだ割合)が直感的に読める表で、どの前走経由のグループが馬券圏内に多く絡んでいるかを見る。平場(新馬・未勝利・1〜3勝クラス)は名前なしのため「(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)」として 1 行に集約される。

ただし、ここの数字には 人気の偏り が含まれる(人気馬が偏ってそのグループに入っただけかもしれない)。「人気で説明できる範囲を超えているか」を切り分けたい場合は、ページ末尾の このレースだけのクセ セクションを参照。

出走数の多い順に表示。

前走出走1着2着3着複勝率
オクトーバーステークス2721114.8%
農林水産省賞典 小倉記念1000110.0%
産経賞オールカマー910233.3%
毎日王冠810125.0%
カシオペアステークス801012.5%
京都大賞典721042.9%
札幌記念702142.9%
ケフェウスステークス500240.0%
北海道新聞杯クイーンステークス500120.0%
農林水産省賞典 新潟記念50000.0%
丹頂ステークス401025.0%
新潟牝馬ステークス410025.0%
京成杯オータムハンデキャップ40000.0%
小倉日経オープン40000.0%

斤量別成績

斤量出走1着2着3着勝率複勝率
54.0kg以下433217.0%14.0%
54.5-55.5kg353308.6%17.1%
56-57.0kg552273.6%20.0%
57.5-58.0kg611016.7%33.3%
58.5kg以上50110.0%40.0%

馬体重別成績

馬体重出走1着2着3着勝率複勝率
440-459kg2332313.0%34.8%
440kg未満20000.0%0.0%
460-479kg604546.7%21.7%
480-499kg351112.9%8.6%
500-519kg180110.0%11.1%
520kg以上610016.7%16.7%

馬体重増減(前走比)別成績

増減出走1着2着3着勝率複勝率
+10kg以上増100100.0%10.0%
+2〜+4kg3031110.0%16.7%
+5〜+9kg1011110.0%30.0%
−10kg以上減90200.0%22.2%
−1〜+1kg381442.6%23.7%
−2〜−4kg3240212.5%18.8%
−5〜−9kg150010.0%6.7%

このレースだけのクセ ── 人気とコース傾向を取り除いた傾向

枠別の勝率を素朴に見ても、その差が 枠そのものの有利不利 なのか、たまたま人気馬が偏って入っただけ なのかは判別できない。さらに、このコース全体が元々内枠有利 なだけで、このレースならではの傾向ではないかもしれない。

ここでは、その 2 つの「人気やコースで説明がついてしまう分」を差し引いて、このレースだけに起きている偏りを取り出す。

「期待勝利」とは

その行の馬たちが 何番人気だったか だけを使い、同じコースの平均的な勝率に当てはめたら合計で何勝するはずか を計算した目安。このレース特有の癖はいっさい入れていない、「人気どおりならこうなる」という基準線。

実際の勝ち数がこの基準線を上回っていれば、そこは人気以上に走っている。下回っていれば人気倒れ。開きが大きい行ほど、このレースだけに起きている偏りが強い。

表の 「差」は実勝利から期待勝利を引いた数「強さ」はその差がサンプル数に対してどれだけ大きいか。両方が大きい行が、このレースならではの傾向。

枠別

人気とコースの平均で説明できる分を差し引いても、まだ有利/不利が残っている枠はどれか。「差」と「強さ」がどちらも大きい枠が、このレースならではの当たり枠・鬼門になる。

出走期待勝利実勝利強さ
3181.242+0.76+0.68
2181.412+0.59+0.50
5181.442+0.56+0.46
1181.542+0.46+0.37
4181.251−0.25-0.22
7180.550−0.55-0.74
8180.630−0.63-0.79
6181.060−1.06-1.03

脚質別

どの脚質が得をしているか。脚質別の勝率に偏りが出ても、それが「このコースがもともとその脚質に向いている」だけなのか、「このレースだけの傾向」なのかは、素の勝率では見分けがつかない。ここではその切り分けをしている。

脚質出走期待勝利実勝利強さ
逃げ100.522+1.48+2.05
先行333.085+1.92+1.09
差し574.262−2.26-1.09
追込421.240−1.24-1.11

年齢別

どの年齢が得をしているか。古馬混合戦なら世代間の有利不利が見えてくる。3歳限定戦などは区分がひとつしかないので省いている。

年齢出走期待勝利実勝利強さ
6歳311.482+0.52+0.43
3歳90.891+0.11+0.12
4歳292.983+0.02+0.01
7歳以上341.161−0.16-0.15
5歳412.622−0.62-0.38

前走別(出走 5 頭以上、強さの大きい順 上位 15 件)

過去10年にこのレースへ出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計したもの。オクトーバーステークス経由・農林水産省賞典 小倉記念経由・産経賞オールカマー経由など、どの臨戦過程から来た馬が、このレースで得をしているかを見る。

「差」が大きくプラスの前走は、人気とコースから計算した勝ち数より実際に多く勝っている=このレースに向く臨戦過程。大きくマイナスなら、条件は揃っているのに勝ち切れていない臨戦過程ということになる。

前走出走期待勝利実勝利強さ
京都大賞典70.512+1.49+2.09
毎日王冠80.741+0.26+0.30
オクトーバーステークス271.652+0.35+0.27
産経賞オールカマー90.841+0.16+0.17
農林水産省賞典 新潟記念50.090-0.09-0.30
北海道新聞杯クイーンステークス50.350-0.35-0.59
カシオペアステークス80.530-0.53-0.73
札幌記念70.540-0.54-0.74
ケフェウスステークス50.640-0.64-0.80
農林水産省賞典 小倉記念100.710-0.71-0.85

この分析の結論

過去10年の枠別・前走別の偏りは、ほぼすべてがコースの傾向と人気の偏りで説明がつく。このレースならではのクセと呼べるものは、ほとんど見当たらない。枠や前走で勝率にばらつきはあるが、枠やローテが特別に有利・不利なのではなく、たまたまそこに人気馬が入っていた結果と見るのが自然。

ただし、偶然の範囲を出ないものの、わずかにこのレース寄りと言えるものは次のとおり。

  • 6枠: 人気とコースの平均なら 1.1 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 前走『京都大賞典』組: 人気とコースの平均なら 0.5 勝のところ、実際は 2 勝(やや勝ち過ぎ)

いずれも偶然で起こりうる範囲だが、頭の片隅に置いておく価値はある。

配当傾向

  • 3連単中央値: ¥52,260 / 最高: ¥125,060
  • 3連単 ¥100,000 超: 2/9 回 / ¥10,000 超: 8/9 回
  • 単勝最高: ¥2,430 / 単勝最低: ¥390
単勝馬連馬単3連複3連単
20253908401,8503,84014,530
20241,2607,32014,02019,070125,060
20235506,33010,36015,60084,550
20222,43010,20022,76013,320107,530
20219004,4708,2007,50052,260
20206401,1302,4304,05019,170
20193902,0703,3802,74013,360
20184501,1302,2501,4307,540
20175402,3804,06017,96075,420

注記

  • 集計の対象は「過去10年(2017〜2026)のこのレース出走馬」のみ。
  • 出走数が10前後の小サンプル区分(牝馬限定G1の年齢別等)は数値が振れやすい点に留意。
  • 本サイトは特定の馬券・予想を推奨・勧誘するものではありません。馬券購入は20歳以上のみ可能です。
  • 本サイトは日本中央競馬会(JRA)および JRA-VAN とは一切関係ありません。

勝率・回収率・信頼区間などの定義は集計の考え方にまとめています。