G1 東京芝2400m

ジャパンカップ

例年11月に施行 / 過去 2017-2026 を集計

このレースの位置づけ

ジャパンカップは東京芝2400mで行われるG1。このページの数値はすべて、JRAの公開成績をもとに本サイトで集計したもの。

集計対象

  • 期間: 2017〜2026(10年)
  • 集計レース数: 9 回
  • 集計サンプル(延べ出走): 147 頭
  • データソース: 本サイトの独自集計(JRA で開催されたレースの公開成績)

このレースの傾向

過去10年の集計から、はっきり数字に出ているものだけを拾った。

  1. 1番人気は鉄板級。10年で勝率 55.6%・複勝率 88.9%(出走 9)。
  2. 10番人気以下は完全消去圏。65頭で馬券圏内 0(複勝率 0.0%)。
  3. 逃げ切り勝ちはゼロ。10年で逃げ馬 11頭出走、勝利なし。
  4. 追込は届かない。40頭で複勝率 0.0%。後方一気では物理的に届かない設計。
  5. 1枠が突出。10年で勝率 28.6%・複勝率 50.0%(出走 14)。最有力ゾーン。
  6. 8枠は苦しい。複勝率 4.3%(出走 23)で、他の枠に見劣りする。
  7. 7歳以上は壁。18頭で複勝率 0.0%。高齢馬は買えない。
  8. 前走「アルゼンチン共和国杯」組は勝てない。13頭で勝利ゼロ・複勝率 7.7%。
  9. 前走「産経賞オールカマー」組は勝てない。8頭で勝利ゼロ・複勝率 12.5%。
  10. 配当は堅め。3連単10万円超の年なし(出走 9)。順当決着が標準。

過去10年の勝ち馬

勝ち馬騎手人気馬番性齢タイム上3F脚質
2025東京カランダガンバルザロ48セ42:20.333.2差し
2024東京ドウデュース武豊13牡52:25.532.7差し
2023東京イクイノックスルメール12牡42:21.833.5先行
2022東京ヴェラアズールムーア36牡52:23.733.7差し
2021東京コントレイル福永祐一12牡42:24.733.7差し
2020東京アーモンドアイルメール12牝52:23.034.7先行
2019東京スワーヴリチャードマーフィ35牡52:25.936.5差し
2018東京アーモンドアイルメール11牝32:20.634.1先行
2017東京シュヴァルグランボウマン51牡52:23.734.7先行

人気別成績

人気層出走1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気952155.6%77.8%88.9%
2-3人気1824511.1%33.3%61.1%
4-9人気552423.6%10.9%14.5%
10人気以下650000.0%0.0%0.0%

枠別成績

出走1着2着3着勝率複勝率
11443028.6%50.0%
2161046.2%31.2%
31830116.7%22.2%
4181205.6%16.7%
5180200.0%11.1%
6180100.0%5.6%
7220220.0%18.2%
8230010.0%4.3%

脚質別成績

脚質は当該レース時点の通過順位ベース。同一馬で複数年走った場合は各年の脚質をそのまま計上。

脚質出走1着2着3着勝率連対率複勝率
逃げ110310.0%27.3%36.4%
先行3443311.8%20.6%29.4%
差し605448.3%15.0%21.7%
追込400000.0%0.0%0.0%

年齢別成績

年齢出走1着2着3着勝率複勝率
3歳191625.3%47.4%
4歳403447.5%27.5%
5歳4050212.5%17.5%
6歳300000.0%0.0%
7歳以上180000.0%0.0%

騎手別成績(馬券圏内多い順)

騎手出走1着2着3着
ルメール9330
ムーア6100
武豊6101
福永祐一3110
バルザロ1100
ボウマン1100
マーフィ1100
川田将雅8022
M.デム7001
C.デム6010

父(種牡馬)別成績

馬券圏内(1〜3着)が多い順に上位10件。

出走1着2着3着
ハーツクライ19301
ロードカナロア4200
ディープインパクト22132
キタサンブラック3100
エイシンフラッシュ2100
Gleneagles1100
ドゥラメンテ7031
キングカメハメハ10010
ルーラーシップ6010
Siyouni2010

前走別成績(出走数3頭以上)

過去10年でこのレースに出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計した 生の成績 。複勝率(1〜3着に絡んだ割合)が直感的に読める表で、どの前走経由のグループが馬券圏内に多く絡んでいるかを見る。平場(新馬・未勝利・1〜3勝クラス)は名前なしのため「(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)」として 1 行に集約される。

ただし、ここの数字には 人気の偏り が含まれる(人気馬が偏ってそのグループに入っただけかもしれない)。「人気で説明できる範囲を超えているか」を切り分けたい場合は、ページ末尾の このレースだけのクセ セクションを参照。

出走数の多い順に表示。

前走出走1着2着3着複勝率
天皇賞(秋)4153326.8%
京都大賞典212009.5%
(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)181005.6%
アルゼンチン共和国杯130107.7%
産経賞オールカマー800112.5%
秋華賞612166.7%
ジャパンカップ30000.0%
有馬記念30000.0%

斤量別成績

斤量出走1着2着3着勝率複勝率
54.0kg以下712114.3%57.1%
54.5-55.5kg161216.2%25.0%
56-57.0kg844554.8%16.7%
57.5-58.0kg403117.5%12.5%

馬体重別成績

馬体重出走1着2着3着勝率複勝率
440-459kg1422214.3%42.9%
440kg未満40000.0%0.0%
460-479kg432414.7%16.3%
480-499kg432224.7%14.0%
500-519kg323129.4%18.8%
520kg以上110110.0%18.2%

馬体重増減(前走比)別成績

増減出走1着2着3着勝率複勝率
+10kg以上増140220.0%28.6%
+2〜+4kg292206.9%13.8%
+5〜+9kg191205.3%15.8%
−10kg以上減70000.0%0.0%
−1〜+1kg1721311.8%35.3%
−2〜−4kg281113.6%10.7%
−5〜−9kg1522213.3%40.0%

このレースだけのクセ ── 人気とコース傾向を取り除いた傾向

枠別の勝率を素朴に見ても、その差が 枠そのものの有利不利 なのか、たまたま人気馬が偏って入っただけ なのかは判別できない。さらに、このコース全体が元々内枠有利 なだけで、このレースならではの傾向ではないかもしれない。

ここでは、その 2 つの「人気やコースで説明がついてしまう分」を差し引いて、このレースだけに起きている偏りを取り出す。

「期待勝利」とは

その行の馬たちが 何番人気だったか だけを使い、同じコースの平均的な勝率に当てはめたら合計で何勝するはずか を計算した目安。このレース特有の癖はいっさい入れていない、「人気どおりならこうなる」という基準線。

実際の勝ち数がこの基準線を上回っていれば、そこは人気以上に走っている。下回っていれば人気倒れ。開きが大きい行ほど、このレースだけに起きている偏りが強い。

表の 「差」は実勝利から期待勝利を引いた数「強さ」はその差がサンプル数に対してどれだけ大きいか。両方が大きい行が、このレースならではの傾向。

枠別

人気とコースの平均で説明できる分を差し引いても、まだ有利/不利が残っている枠はどれか。「差」と「強さ」がどちらも大きい枠が、このレースならではの当たり枠・鬼門になる。

出走期待勝利実勝利強さ
1142.014+1.99+1.40
3181.393+1.61+1.37
4180.881+0.12+0.12
2161.461−0.46-0.38
8230.450−0.45-0.67
6180.540−0.54-0.73
5180.930−0.93-0.97
7221.520−1.52-1.23

脚質別

どの脚質が得をしているか。脚質別の勝率に偏りが出ても、それが「このコースがもともとその脚質に向いている」だけなのか、「このレースだけの傾向」なのかは、素の勝率では見分けがつかない。ここではその切り分けをしている。

脚質出走期待勝利実勝利強さ
先行342.664+1.34+0.82
差し605.135−0.13-0.06
追込400.60−0.60-0.78
逃げ110.780−0.78-0.88

年齢別

どの年齢が得をしているか。古馬混合戦なら世代間の有利不利が見えてくる。3歳限定戦などは区分がひとつしかないので省いている。

年齢出走期待勝利実勝利強さ
5歳403.15+1.90+1.08
4歳403.13−0.10-0.06
7歳以上180.120−0.12-0.34
6歳300.420−0.42-0.65
3歳192.451−1.45-0.93

前走別(出走 5 頭以上、強さの大きい順 上位 15 件)

過去10年にこのレースへ出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計したもの。天皇賞(秋)経由・京都大賞典経由・アルゼンチン共和国杯経由など、どの臨戦過程から来た馬が、このレースで得をしているかを見る。

「差」が大きくプラスの前走は、人気とコースから計算した勝ち数より実際に多く勝っている=このレースに向く臨戦過程。大きくマイナスなら、条件は揃っているのに勝ち切れていない臨戦過程ということになる。

前走出走期待勝利実勝利強さ
京都大賞典210.842+1.16+1.27
天皇賞(秋)414.515+0.49+0.23
秋華賞60.991+0.01+0.01
アルゼンチン共和国杯130.280-0.28-0.53
産経賞オールカマー80.720-0.72-0.85

この分析の結論

過去10年の枠別・前走別の偏りは、ほぼすべてがコースの傾向と人気の偏りで説明がつく。このレースならではのクセと呼べるものは、ほとんど見当たらない。枠や前走で勝率にばらつきはあるが、枠やローテが特別に有利・不利なのではなく、たまたまそこに人気馬が入っていた結果と見るのが自然。

ただし、偶然の範囲を出ないものの、わずかにこのレース寄りと言えるものは次のとおり。

  • 1枠: 人気とコースの平均なら 2.0 勝のところ、実際は 4 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 3枠: 人気とコースの平均なら 1.4 勝のところ、実際は 3 勝(やや勝ち過ぎ)
  • 7枠: 人気とコースの平均なら 1.5 勝のところ、実際は 0 勝(やや物足りない)
  • 前走『京都大賞典』組: 人気とコースの平均なら 0.8 勝のところ、実際は 2 勝(やや勝ち過ぎ)

いずれも偶然で起こりうる範囲だが、頭の片隅に置いておく価値はある。

配当傾向

  • 3連単中央値: ¥9,850 / 最高: ¥22,390
  • 3連単 ¥100,000 超: 0/9 回 / ¥10,000 超: 4/9 回
  • 単勝最高: ¥1,330 / 単勝最低: ¥130
単勝馬連馬単3連複3連単
20256201,1802,3701,93011,070
20242301,5101,89012,23022,390
20231301802606001,130
20224509401,9202,3609,850
20211605306705101,780
20202203306103001,340
20195102,9004,8102,90019,850
20181405907009602,690
20171,3301,7705,2501,30013,340

注記

  • 集計の対象は「過去10年(2017〜2026)のこのレース出走馬」のみ。
  • 出走数が10前後の小サンプル区分(牝馬限定G1の年齢別等)は数値が振れやすい点に留意。
  • 本サイトは特定の馬券・予想を推奨・勧誘するものではありません。馬券購入は20歳以上のみ可能です。
  • 本サイトは日本中央競馬会(JRA)および JRA-VAN とは一切関係ありません。

勝率・回収率・信頼区間などの定義は集計の考え方にまとめています。