G1 東京芝2000m

天皇賞(秋)

例年11月に施行 / 過去 2017-2026 を集計

このレースの位置づけ

天皇賞(秋)は東京芝2000mで行われるG1。このページの数値はすべて、JRAの公開成績をもとに本サイトで集計したもの。

集計対象

  • 期間: 2017〜2026(10年)
  • 集計レース数: 9 回
  • 集計サンプル(延べ出走): 130 頭
  • データソース: 本サイトの独自集計(JRA で開催されたレースの公開成績)

このレースの傾向

過去10年の集計から、はっきり数字に出ているものだけを拾った。

  1. 1番人気は鉄板級。10年で勝率 66.7%・複勝率 77.8%(出走 9)。
  2. 10番人気以下は完全消去圏。48頭で馬券圏内 1(複勝率 2.1%)。
  3. 逃げ切り勝ちはゼロ。10年で逃げ馬 9頭出走、勝利なし。
  4. 4枠が突出。10年で勝率 25.0%・複勝率 31.2%(出走 16)。最有力ゾーン。
  5. 8枠は苦しい。複勝率 0.0%(出走 19)で、他の枠に見劣りする。
  6. 3歳世代の優位。3歳: 勝率 30.0%・複勝率 50.0% vs 4歳: 6.8% / 27.3%。
  7. 前走「毎日王冠」組は勝てない。26頭で勝利ゼロ・複勝率 11.5%。
  8. 前走「宝塚記念」組が最強ローテ。22頭中 複勝率 36.4%(3勝・2着・3着)。
  9. 前走「農林水産省賞典 新潟記念」組は勝てない。9頭で勝利ゼロ・複勝率 0.0%。
  10. 前走「東京優駿」組はこのレースに強い。5頭が出走して 3 勝。人気とコースの平均から計算した 1.03 勝を大きく上回る、当たりのローテ。
  11. ルメール 騎手が支配。10年で 6 勝・連対 6 回(出走 9)。

過去10年の勝ち馬

勝ち馬騎手人気馬番性齢タイム上3F脚質
2025東京マスカレードボールルメール17牡31:58.632.3差し
2024東京ドウデュース武豊27牡51:57.332.5追込
2023東京イクイノックスルメール17牡41:55.234.2先行
2022東京イクイノックスルメール17牡31:57.532.7差し
2021東京エフフォーリア横山武史35牡31:57.933.2差し
2020東京アーモンドアイルメール19牝51:57.833.1先行
2019東京アーモンドアイルメール12牝41:56.233.8差し
2018東京レイデオロルメール24牡41:56.833.6差し
2017東京キタサンブラック武豊17牡52:08.338.5先行

人気別成績

人気層出走1着2着3着勝率連対率複勝率
1人気961066.7%77.8%77.8%
2-3人気1833316.7%33.3%50.0%
4-9人気550550.0%9.1%18.2%
10人気以下480010.0%0.0%2.1%

枠別成績

出走1着2着3着勝率複勝率
1121208.3%25.0%
2140100.0%7.1%
3151136.7%33.3%
41640125.0%31.2%
5171225.9%29.4%
6181315.6%27.8%
7191025.3%15.8%
8190000.0%0.0%

脚質別成績

脚質は当該レース時点の通過順位ベース。同一馬で複数年走った場合は各年の脚質をそのまま計上。

脚質出走1着2着3着勝率連対率複勝率
逃げ90130.0%11.1%44.4%
先行323219.4%15.6%18.8%
差し4754210.6%19.1%23.4%
追込411232.4%7.3%14.6%

年齢別成績

年齢出走1着2着3着勝率複勝率
3歳1031130.0%50.0%
4歳443546.8%27.3%
5歳453336.7%20.0%
6歳210010.0%4.8%
7歳以上100000.0%0.0%

騎手別成績(馬券圏内多い順)

騎手出走1着2着3着
ルメール9601
武豊6200
横山武史4110
川田将雅9013
岩田康誠8001
戸崎圭太7001
横山典弘6000
福永祐一6020
田辺裕信5000
M.デム5010

父(種牡馬)別成績

馬券圏内(1〜3着)が多い順に上位10件。

出走1着2着3着
ロードカナロア9210
キタサンブラック5200
ハーツクライ11101
キングカメハメハ11100
ドゥラメンテ2100
ブラックタイド2100
エピファネイア1100
ディープインパクト36053
サトノクラウン2010
Marju1010

前走別成績(出走数3頭以上)

過去10年でこのレースに出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計した 生の成績 。複勝率(1〜3着に絡んだ割合)が直感的に読める表で、どの前走経由のグループが馬券圏内に多く絡んでいるかを見る。平場(新馬・未勝利・1〜3勝クラス)は名前なしのため「(平場・新馬・未勝利等の名前なしレース)」として 1 行に集約される。

ただし、ここの数字には 人気の偏り が含まれる(人気馬が偏ってそのグループに入っただけかもしれない)。「人気で説明できる範囲を超えているか」を切り分けたい場合は、ページ末尾の このレースだけのクセ セクションを参照。

出走数の多い順に表示。

前走出走1着2着3着複勝率
毎日王冠2600311.5%
宝塚記念2232336.4%
札幌記念1702117.6%
産経賞オールカマー161006.2%
農林水産省賞典 新潟記念90000.0%
安田記念721157.1%
京都大賞典60000.0%
東京優駿530180.0%
天皇賞(春)302066.7%
ジャパンカップ30000.0%
中山記念30000.0%

斤量別成績

斤量出走1着2着3着勝率複勝率
54.0kg以下10000.0%0.0%
56-57.0kg2451420.8%41.7%
57.5-58.0kg1054853.8%16.2%

馬体重別成績

馬体重出走1着2着3着勝率複勝率
440-459kg50010.0%20.0%
440kg未満10000.0%0.0%
460-479kg371532.7%24.3%
480-499kg4251111.9%16.7%
500-519kg362345.6%25.0%
520kg以上910011.1%11.1%

馬体重増減(前走比)別成績

増減出走1着2着3着勝率複勝率
+10kg以上増130200.0%15.4%
+2〜+4kg3252115.6%25.0%
+5〜+9kg150020.0%13.3%
−10kg以上減160200.0%12.5%
−1〜+1kg151146.7%40.0%
−2〜−4kg2731111.1%18.5%
−5〜−9kg120110.0%16.7%

このレースだけのクセ ── 人気とコース傾向を取り除いた傾向

枠別の勝率を素朴に見ても、その差が 枠そのものの有利不利 なのか、たまたま人気馬が偏って入っただけ なのかは判別できない。さらに、このコース全体が元々内枠有利 なだけで、このレースならではの傾向ではないかもしれない。

ここでは、その 2 つの「人気やコースで説明がついてしまう分」を差し引いて、このレースだけに起きている偏りを取り出す。

「期待勝利」とは

その行の馬たちが 何番人気だったか だけを使い、同じコースの平均的な勝率に当てはめたら合計で何勝するはずか を計算した目安。このレース特有の癖はいっさい入れていない、「人気どおりならこうなる」という基準線。

実際の勝ち数がこの基準線を上回っていれば、そこは人気以上に走っている。下回っていれば人気倒れ。開きが大きい行ほど、このレースだけに起きている偏りが強い。

表の 「差」は実勝利から期待勝利を引いた数「強さ」はその差がサンプル数に対してどれだけ大きいか。両方が大きい行が、このレースならではの傾向。

枠別

人気とコースの平均で説明できる分を差し引いても、まだ有利/不利が残っている枠はどれか。「差」と「強さ」がどちらも大きい枠が、このレースならではの当たり枠・鬼門になる。

出走期待勝利実勝利強さ
4162.234+1.77+1.19
3150.681+0.32+0.38
6181.081−0.08-0.08
1121.161−0.16-0.15
7191.371−0.37-0.31
5171.741−0.74-0.56
2140.390−0.39-0.62
8190.460−0.46-0.68

脚質別

どの脚質が得をしているか。脚質別の勝率に偏りが出ても、それが「このコースがもともとその脚質に向いている」だけなのか、「このレースだけの傾向」なのかは、素の勝率では見分けがつかない。ここではその切り分けをしている。

脚質出走期待勝利実勝利強さ
差し473.645+1.36+0.71
先行323.253−0.25-0.14
逃げ90.310−0.31-0.56
追込411.911−0.91-0.66

年齢別

どの年齢が得をしているか。古馬混合戦なら世代間の有利不利が見えてくる。3歳限定戦などは区分がひとつしかないので省いている。

年齢出走期待勝利実勝利強さ
3歳101.483+1.52+1.25
5歳453.13−0.10-0.05
7歳以上100.060−0.06-0.24
4歳444.153−1.15-0.57
6歳210.320−0.32-0.57

前走別(出走 5 頭以上、強さの大きい順 上位 15 件)

過去10年にこのレースへ出走した馬を、その 直前のレース(前走)別 に集計したもの。毎日王冠経由・宝塚記念経由・札幌記念経由など、どの臨戦過程から来た馬が、このレースで得をしているかを見る。

「差」が大きくプラスの前走は、人気とコースから計算した勝ち数より実際に多く勝っている=このレースに向く臨戦過程。大きくマイナスなら、条件は揃っているのに勝ち切れていない臨戦過程ということになる。

前走出走期待勝利実勝利強さ
東京優駿51.033+1.97+1.94
宝塚記念221.943+1.06+0.76
産経賞オールカマー160.491+0.51+0.73
安田記念71.662+0.34+0.26
京都大賞典60.110-0.11-0.33
農林水産省賞典 新潟記念90.270-0.27-0.52
毎日王冠260.680-0.68-0.83
札幌記念170.890-0.89-0.94

この分析の結論

このレースには、コース全体の傾向でも人気の偏りでも説明がつかない、このレースならではのクセがある。偶然でここまで偏ることは考えにくく、レースそのものが持つ有利・不利と見ていい。

  • 前走『東京優駿』組が勝ち過ぎている。人気とコースの平均なら 1.0 勝どまりのところ、実際は 3 勝

配当傾向

  • 3連単中央値: ¥15,860 / 最高: ¥397,100
  • 3連単 ¥100,000 超: 1/9 回 / ¥10,000 超: 5/9 回
  • 単勝最高: ¥380 / 単勝最低: ¥130
単勝馬連馬単3連複3連単
20252709101,3905,02015,860
20243809,66013,560102,180397,100
20231301,3301,5002,1806,960
20222603,3304,9304,40023,370
20213403908503502,040
20201409701,1809604,130
20191609201,1703,2108,860
20183101,5202,3706,42024,230
20173109001,66015,29055,320

注記

  • 集計の対象は「過去10年(2017〜2026)のこのレース出走馬」のみ。
  • 出走数が10前後の小サンプル区分(牝馬限定G1の年齢別等)は数値が振れやすい点に留意。
  • 本サイトは特定の馬券・予想を推奨・勧誘するものではありません。馬券購入は20歳以上のみ可能です。
  • 本サイトは日本中央競馬会(JRA)および JRA-VAN とは一切関係ありません。

勝率・回収率・信頼区間などの定義は集計の考え方にまとめています。